見積もりを比較する

総額の前に、範囲をそろえる。

見積もりに設計、試作、製造のどこまでが含まれるかを確認します。同じ要件と成果物を基準にすると、意味のある比較ができます。

比較の前提をそろえます。

新規設計では要件の版、既存設計では設計と必要な BOM の版も確認します。裸板か実装済み PCBA かを明確にしてください。

一度限りの設計・準備費と試作・量産価格を分けます。総額が低い理由が、数量や範囲の違いである可能性もあります。

各見積もりに同じ質問をします。

供給業者の回答を見積もりと一緒に保存します。記載がない項目は「未記載」とし、確認を求めます。

  1. 対象となる要件・設計の版は何か?
  2. どの設計作業、技術成果物、修正を含むか?
  3. ソースファイルの引き渡しと設計権利はどう扱うか?
  4. 設計・試作費は生産費と分けられているか?
  5. 対象数量はいくつか?
  6. 裸板、部品、実装を含むか?
  7. 誰が材料を調達し、代替品を承認するか?
  8. 準備、工具、治具は含まれるか?
  9. 書き込み、検査、機能試験は何を含むか?
  10. 納期はどの条件から算定するか?
  11. 運賃、税、輸入、納品条件の前提は何か?
  12. 見積もりの有効期間と再見積もりが必要な変更は何か?

記載漏れには確認が必要です。

未記載を、含まれる・除外される・無料と決めつけないでください。総額比較や発注の前に供給業者へ確認します。

代替部品や検査範囲の変更も記録し、見積もりと一緒に保存して、後の話し合いの前提をそろえます。

製作の目的と見積もりを結びます。

試作では何を確認したいかを説明し、提案作業や試験との関係を合意します。見積もり更新時は設計と範囲の変更も記録します。

この一覧は比較の補助であり、価格の概算や契約ではありません。最終的な責任と取引条件は案件の合意書で定めます。

現在の段階から始める

基板のご要望をお聞かせください。

要件がある場合も、設計済みの場合も、次の進め方を一緒に確認します。

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